昨年9月から始めたプチ断食
あれは、昨年の9月近所のドラックストアでたまたま目にした本でした。
その本のタイトルは「空腹」こそ最強のクスリ 青木厚著
少しパラっとめくると目に飛び込んできたのがコレステロール値が正常に戻るという言葉。
「なに！！」
この10年、健康診断の血液検査結果でLDLコレステロールと総コレステロールが基準値を大幅に上回っている私。
体重は20代の頃から比較すると5㎏増えて、61kgに。
運動不足もかさなり腹筋もたるみ始めてきた30代。
40に近くなるにつれ、お腹周りには脂肪浮き輪が･･･
医者いわく、「体質的な脂質異常でしょうね」
コレステロールを下げる薬は一度始めたらずっと服用し続けないといけない。
こんな話も聞いたことがある私は病院は避けていました。
しかし、LDLコレステロール値が高いと動脈硬化や心筋梗塞、血管系の病気にかかるリスクも高いの事実。
本当にコレストロールが正常値になるのだろうか？
その本に書いてある内容はいたってシンプルでした。
16時間食べない時間を作るだけ。
「ええ！！そんなの！無理！腹減って死んでしまう！！」
それは考え方を変えるだけだった
以前に朝食抜きダイエットに取り組んだことがある私。
でも、それはあくまでも「朝食」を抜くだけの方法。
結局はお昼前に腹が空いてしまい我慢出来ずにお菓子を食べたり、昼食後も満腹感が得られず、すぐにお菓子をパクついてしまう。
あえなく失敗に終わりました。
この16時間断食ダイエット法も朝食を抜いていることには変わりはないんです。
では何が違うのか？
それは、考え方を変えるだけでした。
朝食を抜くと言う考え方は単に朝ごはんは食べない！
つまり朝食を食べるのを我慢するダイエットなんです。
ところが16時間断食ダイエットは、そこをクリアさえすれば残りの8時間は何を食べてもOKですよ！という方法。
当然、いきなりこれを始めるのは精神的にも負担があるので、どうしてもお腹が空いている時はヨーグルトやナッツなら大丈夫。
こんな言葉にも少し救われました。
最初の２～３ヵ月はヨーグルトやナッツを少しお腹に入れながらやり過ごしました。
今では、朝は歯磨きとコーヒーだけで大丈夫な身体になってます。
16時間とは何時から何時まで？
ちなみに私の16時間断食タイムは夜の20時から翌日の昼12時です。
これはそれぞれのライフスタイルに合わせて変わります。
昼12時～夜の20時までは食事OKタイム。
そうは言っても、その時間帯はドカ食いもしてません。
逆に食べるという行為そのものを見直せる自分になれました。
誰かに勧められたお菓子は喜んで食べますが、普段からアーモンドと高カカオのチョコレートを持ち歩くようになり、これだけでオヤツは十分な体質に。
このダイエットで私が気づいたのは空腹感を感じれることの素晴らしさです。
いかに普段、食べなくてもいいものを食べていたかを考えさせられました。
この空腹を楽しめる自分になれることがこのダイエットの醍醐味のような気がします。
で、本のタイトルにもあるクスリと言われる根拠は何か？
それがオートファジーと言われる効果。
16時間空腹が続くと体内で自食作用が働き壊れた細胞をお掃除してくれるという。
だから、私はお腹がグーっとなると「お！オートファジー発動だ！」と呟いています。
この著者を紹介する記事があるので、ここでこのダイエットの仕組みが分かると思います。
「16時間断食」の極意とは？ “食べない時間”が生み出す科学的メリット
でも減るのは体重だけじゃなかった！
そうなんです、この本にも書かれていますが、体重が減ると筋量も一緒に減ってしまうのです。
私は最初の3ヶ月で̠−5ｋｇまで落ちてしまい、さすがに怖くなりましたｗ
そういうわけで現在の体重は56㎏に！
軽くなったのはいいけど、これ以上体重が落ちるのと筋肉が無くなるのは避けたい。
コロナ禍でステイホームと言われているから、ちょっとした散歩以外に家の中で出来る筋トレをしようかなと思い。
懸垂バーを買ってみました！
家の中の柱が入っている部分に突っ張る棒です。
超強力な突っ張り棒みたいな感じですね。300㎏まで大丈夫だとか。
これが実は子供たちにも大好評！
懸垂するのもありですが、ただぶら下がるだけでも気持ちいい。
懸垂は1回も出来ない小5の娘。
ぶら下がる時間を計測しながらその時間を伸ばしていく遊びに夢中です。
５秒が10秒、２０秒、30秒と記録が伸びていき、ぶら下がるだけでも筋力がつくんです。
結果的に、そのぶら下がりトレーニングのお陰で出来なかった逆立ちが(補助ありですが)出来るようになりました。
懸垂バーは侮れなかった。
ぜひ、16時間ダイエットと懸垂バーをセットで楽しんでみてはいかがでしょうか。
※血液検査の結果は後日ご報告いたします。
↓
