仕事を辞めてから3ヶ月が経ちました。
今日(6/29)は3回目の失業認定日。
失業状態を初めて経験してますが色々と知る事が出来てとても勉強になっています。
ネット上では似たような経験談は他にもありますが、私の視点で気付いたことを記したいと思います。
ここでの内容はあくまでも私が通っている地域のハローワークで職員に確認をした内容です。
雇用保険は基本手当日額×28日分
雇用保険は再就職をする人のための失業中の生活を保障するための支援。
とは言っても現役時代の7割程度しかもらえないので生活はかなりキツキツです。
しかも雇用保険は基本手当日額×28日分しかでないのです。
これには正直驚きました。
「あの~、29日~31日はどうやって生活すればいいのですか?」
と聞きたくなりました。
28日サイクルで失業認定日がやってくるので会社員時代のようにお給料日は毎月月末!
というわけにはいきません。
それはともかく、失業認定日には28日分の労働申告をしないといけません。
私も失業状態になるまでは「失業中は働いてはいけない」的な認識がありましたが、
基本的に申告をすれば大丈夫なんです。
これを申告をしないと不正受給とみなされ、受給してきた分を返金することになります。
悪質なら詐欺罪で刑罰に処せられる可能性もあるのでご注意を。
ハンドメイド製作は内職で申告
では、どのように労働申告をするかと言うと、失業認定日に提出をする失業認定申告書に労働(就労・内職/手伝い)の有無を書き込みます。
4時間以上は〇
4時間未満は✖
ここで気を付けないといけないのは、収入に関係なく1日4時間以上、週5日間の労働を申告すると就職したとみなされ雇用保険の受給はストップします。
週20時間以上働けば、たとえアルバイトでも雇用保険加入の義務も生じてしまうから当然ですけどね。
私の場合はアルバイトではなく家の中で作業をするハンドメイド業。
これは内職として申告しました。
そして失業認定申告書には収入のあった日と収入額、何日分の収入か?を記入するところがあります。
ここの記入方法と考え方が副業ハンドメイド作家さんたちを悩ませるところかと。
私たちの仕事は小物を作ってネットショップに掲載してもすぐには売れる訳ではありません。
ネットショップによって売上の振込申請は若干違うと思いますが。
例えばAとBとCというアイテムが時間差で売れて、その売り上げは合算で入金されますよね。
これが、しっかりと何日分の収入ですと説明できれば問題ありません。
売上に含まれている材料代は?
察しのいい人なら気づきますよね。
そうです、ハンドメイド作品の売上には原価(材料代)が含まれています。
だから、そのままの売上金額だけを収入として申告すると、たとえ一日の作業時間は4時間未満でも金額によっては、受給額が減額する可能性が出てきます。
私はハローワークの職員にこう聞ききました。
「ハンドメイド製作はコンビニのバイトと違って、売上金全額が労働収入ではないので、ここから材料代を差し引いた金額が収入(生活費)という申告でいいですか?」
こういった事例はレアケースなのか、窓口の担当者は「ちょっと確認してきます」と後ろに行ってしまいましたが、すぐにOKが出ました。
これにより、毎月引き落とされる材料代や必要経費代から差し引いた金額が収入(生活費)としてみなされることになりました。
あと、失業中の収入はそれを証明する通帳を提出するので毎回コピーを取られます。
いくらまでの収入なら減額されないのか?
雇用保険を受給すると受給者証という書類が発行されます。
ここには離職時の賃金日額と基本手当日額が記載されています。
受給する金額は基本手当日額×28日で計算されますが、この離職時の賃金日額の80%までなら内職やアルバイトで稼いでも大丈夫なんです。
これに関しては詳しいサイトのリンクを貼らせて頂きます。
失業手当、内職しながら全額もらう方法!受給中に稼いでいい金額は?
あとはハローワークの職員に聞けば教えてもらえます。
質問の仕方によっては「こいつ、再就職する気あるのか?」と思われるかも知れないので気を付けてください。