朝晩の寒暖差も激しくなり、落ち葉が舞い散る季節になってきました。
先日、ハギレで落ち葉を作ってSNSに掲載したら、反応がとても良かったんです。
せっかくならレザークラフトファンの皆さんと一緒に作って、小さい秋を楽しみたいなと思い、今回はブログdeワークショップ企画と題しました。
革いい落ち葉の作り方
:材料(1人分)
□ハギレの革(ヌメ革)5cm×5cm※厚み1.0mm以下推奨
□丸ぎり
□水
□革包丁orカッター
□キッチンペーパー
□穴あけポンチ
落ち葉なので、茶系がベストですが、赤や黄色もあるともっと楽しめます。
お勧めは最初からシワシワ感のあるシュリンク系の革ですね。
あと、これはヌメ革(タンニンなめし)じゃないとダメです。
シワ感やクシャクシャ感を出すには革の可塑性(濡らして成型)を利用しますので。
(1)葉っぱの形に切り出します。

(2)葉っぱのギザギザを付けます。

切り込み部分拡大イメージです↓

ここまでが下ごしらえです。
(3)水で濡らします。

※水に漬け込んでも大丈夫ですが、その際はキッチンペーパー等で水分は吸い取ってください。
しっかりと浸透しているか裏側も確認してください。

(4)丸ギリで葉脈を書きます。

(5)落ち葉っぽく形を作ります。
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葉柄をくるりと |
![]() |
葉の先端にもくせを付けたり |

あとは基本的に自由です。あえてくしゃくしゃにしてみても面白いかも知れませんね。
(6)乾燥させます。※天日干し可

(7)乾燥終了→完成!

この時に、より落ち葉感を出したい場合は無作為に穴を空けたり大きめに切れ目を入れてみて下さい。実物の自然の落ち葉の様子を真似てみるのも良いと思います。
もっとリアリティを追及したい人はバーニングペンを使用して、焦がしたり陰影を付けてみても楽しんでください。
こんな感じになりました。

左は本物の落ち葉ですからね。
最後になりますが、先日製作した革の葉っぱは鶴革工房OUTLETSに出品してみました。
ぜひ、チェックしてみて下さい。